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新NISA制度のポイントを抑えたうえで投資を実践すれば、初心者でも着実に資産形成ができます。
記事前半では新NISA投資できる商品、後半では投資信託と個別株のメリットやそれぞれの投資手法が向いている人を解説するので、じっくり読み込んでくださいね!
目次
初心者には投資信託がおすすめ
投資初心者の方が新NISAで投資をする場合、投資信託の購入がおすすめです!
投資信託とは、「投資家から集めたお金を、運用の専門家が複数の投資先に投資して運用する商品」のことです。
投資信託がおすすめな理由は下記4つです。
詳しく見ていきましょう!
分散投資が可能
1つ目の理由は、投資信託は分散投資ができるためです。
分散投資とは?
分散投資とは、資産や時間、地域などを分散して資産運用する方法です。
投資の世界では、昔から「卵を1つのカゴに盛るな」と言われており、卵はお金、カゴは投資の対象となる株式や債券などの資産を意味します。
例えば、1つの投資先だけに集中投資をしたら、その資産の値動きに運用状況全体が左右されてしまいます。
しかし、分散投資をすれば1つの投資先の業績が悪化しても、その他の資産は影響を受けないため、運用状況全体に与える影響を減らすことができます。
投資信託は、投資のプロが銘柄を選んで分散投資してくれている商品なので、安定した運用ができます!
分散投資について詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください。
少額から投資が可能
2つ目の理由は、少額から投資ができる点です。
新NISAは、金融機関により異なるものの最低100円くらいから投資することができちゃいます!
個別株であれば最低購入単位が1株からの場合でも最低数千円~数万円かかる場合があります。
しかし、投資信託であれば、少ない金額からコツコツと資産運用を始められるので、まとまった資金がない方でも利用しやすいという特長があります。
投資信託は少額からコツコツと無理のない金額で積み立てることができるため、長期にわたって安定的な資産運用ができます。
投資のプロが運用
3つ目は、投資信託は投資のプロが運用している点です。
そのため個別株のように逐一値動きを気にする必要もなく、投資のプロが判断して売買もしてくれます!
株式投資には深い知識が求められ、知識がないことで思わぬリスクを負ってしまうこともあります。
しかし、投資信託は投資のプロが運用を行うため深い知識は求められないので、投資初心者に向いていると言われます。
複利効果が狙える
4つ目は、複利効果が狙える点です。
複利効果とは、運用で得た収益や利息を再投資することで、雪だるま式に利息や収益が膨らんでいく効果のことです。
つまり、投資期間が長くなるほど、お金が働いて収益や利息が増えていくわけです。
投資信託の積立投資では、分配金などを再投資する設定ができるようになっており、積立設定を放置しておくだけで複利効果が得られます!
どんな商品に投資できる?
次に、そもそも新NISAでどんな商品・銘柄に投資できるか解説していきます!
新NISAには、「つみたて投資枠」と「成長投資枠」という2つの枠で、投資できる商品や上限金額が分けられています。
簡単にご説明すると、つみたて投資であれば投資信託がメイン、成長投資枠であれば個別株も投資信託も投資できると理解しておけば問題ないです!
新NISA | ||
---|---|---|
種類 | 成長投資枠 | つみたて投資枠 |
対象年齢 | 18歳以上 | |
制度の併用 | 可 | |
非課税対象 | 配当金・分配金・譲渡益 | 分配金や譲渡益 |
投資対象商品 | 上場株式・投資信託など | 長期積立・分散投資に適していると 金融庁が認可した投資信託 |
年間投資上限 | 240万円 | 120万円 |
非課税保有 限度額 | 1,800万円 (うち成長投資枠は1,200万円) | |
非課税有期間 | 無期限 | |
制度実施期間 | 2024年~恒久化 |
つみたて投資枠と成長投資枠の違いを知り、自身の投資スタイルにあった枠はどちらなのか把握しておきましょう!
つみたて投資枠と成長投資枠の違い
続いて、つみたて投資枠と成長投資枠の主な違いを3つ解説していきます!
非課税投資枠
1つ目の違いは、「非課税投資枠」です。
非課税投資枠とは、新NISA口座において非課税で投資できる金額の上限のことです。
つみたて投資枠は年間120万円、成長投資枠は年間240万円となっており、成長投資枠の方が非課税投資枠は大きく設定されています。
まとまった資金を新NISAで投資したい場合は成長投資枠、コツコツ積立投資をしたい場合はつみたて投資枠を利用しましょう!
投資対象商品
つみたて投資枠と成長投資枠では、投資できる対象商品も異なります。
つみたて投資枠の投資対象は、金融庁が選別した長期の積立・分散投資に適した一定の投資信託となっています。
一方で成長投資枠は投資信託だけでなく、国内外の株式やETFなど対象商品の幅が広く、自由度が高くなっています。
新NISAを利用して個別株式やETFに投資したい方は成長投資枠を選びましょう!
購入方法
つみたて投資枠を成長投資枠では購入方法も異なります。
つみたて投資枠は定期的に設定した金額を継続的に買付していくスタイルで、買付タイミングの判断が不要です。
この購入方法はドル・コスト平均法と呼ばれ、長期的な資産形成では大きな効果を発揮します!
一方で成長投資枠は、積立投資も一括投資も可能です。
自動購入ではなく、自身で投資のタイミングを決めたい場合は成長投資枠がおすすめです!
投資信託と個別株の違い5つ
新NISAで購入できる商品がわかったところで、投資信託と個別株の違いを解説していきます!
ランニングコスト
投資信託と個別株ではランニングコストが異なります。
なぜなら、投資信託では「信託報酬」が発生するからです。
信託報酬とは
投資信託を管理・運用してもらうための経費として、投資信託を保有している間に投資家が資産運用会社に支払う費用のことです。
純資産総額に対して◯%と投資信託によって決まっており、日割りした金額が毎日差し引かれます。
個別株では信託報酬は発生しないため、ランニングコストは0円です。
そのため、投資に慣れている上級者は信託報酬を支払うのが嫌で投資信託を避ける人もいます。
売買手数料
投資信託と個別株では売買手数料も異なります。
購入時、投資信託は投資額に対する割合で手数料が計算されますが、株式の売買は1回あたりの手数料が定められています。
また、投資信託の売却時は手数料無料のケースが多いです。
商品や金融機関によっても異なるので、購入前にしっかり確認しましょう!
分散投資の難易度
3つ目の違いは分散投資の難易度です。
前述した通り、投資信託はプロの投資家が銘柄を選んで分散投資がされている商品のため、勝手に分散投資がされています!
一方で個別株は自身で銘柄選択からしなければならないため、分散投資の難易度は高いです。
新NISAにおいて複数株式に投資して分散投資はできますが、分散投資を意識した投資には一定の知識が必要になってしまいます。
そのため、投資信託のほうが分散投資は簡単に実現できると言えます。
銘柄分析の要否
個別株式に投資する場合、個別銘柄の分析をする必要があります、、!
投資信託では、プロの投資家が銘柄を選んでくれますが、個別株では自分自身で銘柄を調べる必要があるためです。
将来の株価を企業が開示している情報から分析するには高度な知識と専門性が必要なためスキルの習得は簡単ではありません。
そのため、銘柄選択はプロに任せられる投資信託のほうが、投資初心者にはおすすめです。
特にサラリーマンの方には時間がないので、放ったらかし投資ができる投資信託が適しています。
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相場のチェック
個別株に投資する場合、相場のチェックも必要になります。
個別株は値動きが激しいため、短時間で数多くの値動きをします。
サラリーマンの方が仕事をしている日中に株式市場は開いているため、その時間に保有株が値下がりしても対応のしようがありません。
投資信託であれば、分散投資ができているのとプロの投資家が銘柄の動きもチェックしてくれているのでほったらかしでOKです!
お忙しい方や投資初心者にはやはり投資信託がおすすめです。
メリット・デメリット比較
次に、投資信託と個別株運用のメリットとデメリットを比較し解説していきます。
投資信託 | 個別株 | |
---|---|---|
メリット | 分散投資が可能 少額から投資が可能 投資のプロが運用 | 大きなリターンを得られる可能性 株主優待がある 保有コストがかからない 取引の自由度 多様な情報から分析可能 |
デメリット | 手数料の負担 自由度の低さ | リスクが高い 自身で管理する必要がある |
投資信託のメリット
投資信託のメリットは主に4つあります。
冒頭で解説した、初心者に投資信託がおすすめな理由と同じものなので、ここでは割愛します!
投資信託のデメリット
投資信託のデメリットは主に2つです。
手数料の負担
投資信託は、前述した通りですが「信託報酬」手数料が発生します。
そのため、投資信託のリターンが悪ければ信託報酬が収益を圧迫する可能性があります。
自由度の低さ
2点目は自由度の低さです。
投資信託はプロの投資家が銘柄を管理します。
そのため、自身で管理する必要がない一方で自身の自由に銘柄を選ぶような投資はできません。
人によってメリット・デメリットは異なる
ここまで投資信託のメリット・デメリットを紹介してきましたが、あくまで個人の視点でのメリットとなります。
例えば、「自由度の低さ」がデメリットになる人もいれば、「自分で考えて選ばなくて良い」というメリットと捉える人もいます!
自分の性格に合った商品を見つけることが大事です!
個別株のメリット
続いて、個別株に投資する場合のメリットを解説していきます!
大きなリターンを得られる可能性
1つ目のメリットは、大きなリターンを得られる可能性がある点です。
投資信託は分散投資により安定した運用ができる反面、リターンは低めです。
一方で、個別株はリスクが上がるものの、うまく投資できれば大きなリターンを得られる可能性があります!
個別株投資は高度な知見が求められるので、投資するかはよくよく検討しましょう!
株主優待がある
2点目は、株主優待がもらえる点です。
個別株では、投資している企業の株主優待をもらうことができるんです!
割引券や商品券など様々で、株主優待のために投資をしている投資家も多いくらいです。
投資信託では株主優待はもらえないので、個別株ならではのメリットと言えます。
保有コストがかからない
3つ目のメリットは、保有コストがかからない点です。
投資信託は保有していると「信託報酬」コストが保有中は常に発生してしまいます。
一方で個別株式は売買手数料は発生するものの、保有時は手数料がかからないため大きなメリットです。
取引の自由度
取引の自由度の高さも個別株のメリットです。
個別株であれば、自身の好きなタイミングで株式の売買ができますし、ポートフォリオも自由自在です。
一方投資信託は、日ごとに算出される基準価額で取引をするためリアルタイムの売買ができず、株式の管理もファンドが実施します。
そのため投資信託よりも個別株の方が取引の自由度は高いです。
多様な情報から分析可能
5つ目は、個別株は多様な情報から分析可能な点です。
上場企業の決算情報やプロ投資家の意見・会社の評判など様々な情報が現代では簡単に収集できます。
そのため、多くの情報から会社の将来を分析することができ、投資判断に活かすことができます。
個別株のデメリット
ここまで個別株のメリットを解説しましたが、いいことだらけではありません。
デメリットも解説していきます!
リスクが高い
1つ目は、投資信託よりもリスクが格段に高い点です。
特定の企業の値動きに大きく影響を受けるため運用が安定しにくいです。
業績悪化で大きな損失が出る可能性もあり、投資する際には慎重に企業の情報を確認する必要があります。
自身で管理する必要がある
2つ目のデメリットは、自身で管理する必要がある点です。
個別株は、長期保有の場合であっても経済動向や投資先の企業の動向を定期的にチェックしておくことも大切になります。
忙しいサラリーマンの方には情報収集や資産管理が手間になるので、大きいデメリットです。
どんな人が向いている?
最後に、投資信託と個別株はそれぞれどんな人が向いているのか解説していきますね!
投資信託が向いている人
投資信託が向いている人の特徴は大きく4つあります。
どれか一つでも当てはまれば、あなたは投資信託が向いている可能性が高いです!
投資初心者
投資初心者で、知識がまだあまりない方には投資信託がおすすめです。
投資信託は投資のプロがお金を運用し管理してくれるからです。
自分で運用を行う場合は知識や経験が必要となり、初心者にはハードルが高く、知識習得にも時間がかかります。
上記の理由から、投資信託は投資のプロに運用を任せることができるため、知識や経験が浅い投資初心者に向く投資方法です!
リスクを抑えた資産運用をしたい
リスクを抑えて資産運用をしたい方にも、投資信託が向いています。
投資信託は投資先が分散されており、リスクを抑え安定したリターンを狙う商品だからです!
分散投資とは?
分散投資とは、資産や時間、地域などを分散して資産運用する方法です。
投資信託は分散投資を行っているため、リスクを抑えた運用を行いたい方に向いた投資方法と言えます。
少額から始めたい
投資信託が向いている人の特徴3つ目は、資産運用を少額から始めたい方です。
なぜなら、投資信託は最低100円から投資をすることができるからです!
多くの資金がないと最低単位すら購入できない株式や債券もあるため、少額から投資できるのは投資信託の大きな特徴です。
そのため、少額から投資をスタートしたい方には投資信託が向いています。
忙しい人
最後の特徴は、忙しくて投資に割ける時間があまりない方です!
なぜなら、投資信託はプロがあなたの代わりに投資してくれるため、情報収集や株価のチェックもする必要がありません。
積立投資を毎月設定さえしておけば、分散投資やドル・コスト平均法を具備した長期投資がほったらかしで勝手に実現できます。
そのため投資信託は、仕事が忙しくてなかなか時間が取れない方のための投資商品と言っても過言ではありません。
個別株が向いている人
個別株に向いている人特徴は以下の通りです。
詳しく見ていきましょう!
自身で考えて行動できる人
個別株が向いている人の特徴として、他人の情報を鵜呑みせず、自分で考えて行動できる人が挙げられます。
なぜなら、得た情報を鵜呑みにして投資をした場合、成功しても失敗しても糧にならないからです。
下記のように、ネットの情報を鵜呑みにして投資判断するの避けましょう!
NG例
- インフルエンサーが推奨している株を購入
- 友人におすすめされた銘柄を購入
- SNSの暴落高等高騰予測を見て購入
なぜ株価が上がったのか?下がったのか?を自分の頭で考え抜くことで、経験値がたまり血肉となります。
そのため、自分の頭で考えて投資判断できる方が個別株投資には向いています。
情報を冷静に判断できる人
2つ目の特徴は、情報を冷静に判断できる人です。
なぜなら、人は自分のとって都合の良い情報ばかり集める傾向にあるからです。
都合の悪い情報を遮断し、冷静な判断ができず大きな損失を出す投資家は大勢います。
そのため、情報を冷静に客観的に判断しできる方は個別株投資が向いていると言えます。
日々勉強ができる人
投資の勉強を日々続けられる方は株式投資に向いています。
経済状況や企業の環境は日々大きく変化します。
日々勉強をすることで、いち早く状況の変化をキャッチし投資戦略に反映するなど機敏さが求められる場面もあります。
そのため、日々投資の勉強を続けられる人は株式投資に向いています。
合理的な判断ができる人
合理的な判断ができる人も株式投資に向いています。
なぜなら、投資は感情ではなく合理的な判断力が求められるためです。
金融広報中央委員会が実施した興味深いアンケートがあります。
10万円の金融商品にお金を投資する 50%の確率で「2万円儲かる」または「1万円損をする」 あなたは投資を行いますか?
本アンケートは、投資をしないが74.2%となりました!
期待値を計算すると+5,000円となるため、投資を実施すべきと回答した方は、合理的な判断ができる方です。
期待値とは
投資家は常に期待値が高い銘柄を探し、投資をする必要があります。
このため、感情ではなく合理性を追求できる方は投資家向きと言えるでしょう。
併用も可能
ここまで投資信託と個別株それぞれ向いている人の特徴を解説しましたが、両方を併用する投資手法も一つの選択肢です。
投資信託の積立投資で投資の土台を作り、慣れてきたら個別株にも投資する、という手法です。
投資の幅も広がり、あなたの資産形成スピードを早めてくれるかもしれません。
まずは投資信託で運用し、慣れてから挑戦することも検討してみてください。
投資信託は新NISAでのつみたて投資枠で積立投資、個別株は成長投資枠で運用すれば非課税で運用できます!
最後に
ここまで記事を読んでいただきありがとうございます!お疲れ様でした!
とはいえ、新NISA口座をまだ開設していない方や、金融機関を変更したい方は「どこで口座開設したらいいの?」、「何を買えばいいの?」と思う方も多いはず。
そこで、今後そういった悩みを解決するため記事を書きますので記事の保存やブックマークをしてまた記事を読んでいただけると嬉しいです!
あなたの「NISAの教科書」になるはず。まずはNISAを理解することから始めましょう!